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最近マジックザギャザリング(以下MTG)の高額カードについて起きたとある「事件」がインターネット上で話題となりました。
事件とは、あるお店で超高額カードが入荷され、とある人が購入したところ大きな誤販売が発覚したというものです。
今回の事件が注目された理由は、なんとその高額カードがMTGを知る人の中では超有名な希少カードBlack Lotus(ブラックロータス)であったということ。
この記事ではその真相に迫っていきます。
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ブラックロータスとは?どんな効果のカード?
ブラックロータスとはMTG史上最大と言える高額買取カードであり、流通の数が非常に少ないことからその希少性がとても高いものです。
アーティファクト(T),Black Lotusを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。
引用:MTG Wiki
↑上記のカードがブラックロータス。
効果はブラックロータスを生け贄にすることで、好きな色1色のマナ3点を加えることができるというもので、基本1ターンにマナしか増やせない中でその破壊力は圧倒的。
MTGの世界では初期に作られた最強と呼ばれる9枚のカード「パワー9」がありますが、そのうちの1枚としても知られています。
ブラックロータスには3種類あり、1993年に発売の初期パックに入っていた「ALPHA版」、次に発売された「BETA版」最後にに作られた「アンリミデット版」となっており、
一番価値のあるALPHA版には600万〜1000万円の値が付くことも。
BETAとアンリミテッド版にも数百万の価格がつくこともありますが、今回の事件はもっとも希少なALPHA版のブラックロータスをめぐる内容でした。
ちなみにブラックロータスの価値については下記の記事でも詳しく解説しております。気になる方は参考にしてみて下さい。
↓
⇒⇒【MTG】ブラックロータスの値段は?高額な理由も解説
ブラックロータスの誤販売で起きた事件とは?
事の発端はMTGカード買取や販売を手掛けている「BIGMAGIC秋葉原店」から。
ツイッターにてALPHA版のブラックロータスが入荷されたというツイートから始まっていきます。
【MTG】
— BIGMAGIC秋葉原店 (@bigmagicakb) February 4, 2020
超有名な高額カード!!!鑑定済α版のBlack Lotusを入荷しました!!!!お値段なんと650万円!!!!!
コレクターの皆様お待ちしております!!! pic.twitter.com/3xNaIjKhdE
価格は何と650万円・・・。とてつもなく高額ですが、コレクターにとっては衝撃だったかと思います。
そして・・
ブラックロータス買いました pic.twitter.com/bFr2UUxHui
— 十兵衛ちゃん (@DTeightron) February 5, 2020
買い手はすぐに決まり、購入した十兵衛ちゃんという方はツイッターにてそのカードと、収入印紙付きのレシートの写真を投稿します。レシートの表記から、現金で購入した模様。
しかしこのブラックロータス、何とワンランク価値が下のBETA版だったのです。
よく見て…これβじゃね? pic.twitter.com/YbE1sxpJZv
— 散歩 (@Sannpo0909) February 5, 2020
いやいや…
— 十兵衛ちゃん (@DTeightron) February 5, 2020
これベータなんだけど…
私アルファ買ったはずなんだけど…
お店の人間違えてるわ
ワイもカードの状態の確認ばっかしててそこ見てなかったわ
状態同じ7だったし
ベータの7で650万はボッタクリだわ
明日交換してこなきゃ
このやりとりからTwitter上ではトレンドとして大騒ぎになっていきます。
ALPHA版だと思っていたブラックロータスはBETA版だった!そして・・
BIGMAGICさんに交換対応していただきました。
— 十兵衛ちゃん (@DTeightron) February 6, 2020
心配してくださった方、アドバイスくださった方ありがとうございます! pic.twitter.com/AB8jE37CF1
翌日になると購入した十兵衛ちゃんより交換対応してもらったというツイートが。
また、BIGMAGIC秋葉原店より謝罪の文章が掲載されました。
平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
— BIGMAGIC秋葉原店 (@bigmagicakb) February 6, 2020
この度、当店で販売した商品に誤りがございました。
本件につきまして、ご迷惑およびご心配をおかけいたしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/9DrdrfOxBe
無事に交換対応してもらえたようで一安心です。
しかしブラックロータスの金額はALPHA版とBETA版では300万円以上違ってくることもあるので、もし気づくのが遅くなってしまったら・・?と考えると恐ろしいです。
ブラックロータス事件に対する周囲の声
今回のブラックロータス事件は無事解決しましたが、やはりツイッター上ではさまざまな意見が飛び交いました。
下記はそのさまざまな声の一部です。
やりやがったな…
— オルランドゥ@出張中につき微アク (@furikiluze) February 6, 2020
これは悪意あるだろ。人の悪意怖い。
俺も気をつけよ。店の名前覚えておこう。
ブラックロータスなんて一生買わないけどw(買えない)
※ちなみに無事交換していただいたそうです。騒ぎが大きくなったからだと思う。グレー。 https://t.co/OU6GoOrDkc
値段だけじゃなくてブラックロータスの様々な所に注目して欲しいね。私たちMTGプレイヤーは最強最古のカードが黒い蓮というセンスに魅了された(されている)わけで。“めちゃくちゃ高額なカードらしい”だけで済ませるにはあまりに長い歴史を背負った1枚なんすよ
— もち饅頭 (@AnCoveredMochi) February 6, 2020
BMの650万のブラックロータス取り違えの件はたしかにすごいミスやけどヒューマンエラーにすぎないから詐欺とかいうて叩いてる人らってマジックザギャザリングもビッグマジックの事も何も知らないんやろうなぁしか思わないな笑
— 魔王おちょん (@sugihara666) February 6, 2020
ブラックロータスの事件の件ですがやはり相当に高価なカードであることは間違い無いので違う商品を渡すということは歴史あるカードショップ でやってはいけない行為だと思う。普通に考えればかなり慎重になる業務。高い方を渡したのならまだしも安い方を渡してしまったのはやはり問題。
— magi・質問箱の運営会社代表?? (@epneur) February 6, 2020
ブラックロータスは高額すぎるカードなこともあり、ミスは許されない、故意にやったのではないかとの声も多くあるようでしたが、
反面ヒューマンエラーはどうしても起こりうるものなので、詐欺などというのはどうなのか?といった声も上がっているようです。
さすがに故意ではないと信じたい所ですが、今後はこのようなことが起きないように願いたいですね。
ブラックロータスの原画の相場は7億円・・?
MTGカードはその美しい絵の原画にも高額な金額がつく事があるようです。
以前オークションに出品されたものは800万円の落札価格がついたことも。
そこで気になるブラックロータスの原画の価格ですが、なんと約7億円にもなるとか。
今朝目が覚めたらなんと、Black LotusやいくつかのMoxのオリジナル原画がフェイスブックで売りに出されています(o_o)
— 東京MTG - TokyoMTG.com (@TokyoMTG) January 27, 2019
ちなみにLotus原画の希望販売価格は…
約7億円!
正直、なんと言っていいかわからないレベルです。買えたらいいですが流石にちょっと^^;;#mtg #mtgjp #mtgart pic.twitter.com/5XvFza2SX1
一体どんな人が買うんだろう・・とに気なってしまうほどの凄い価格です。
MTGの高額カード「パワー9」とは?
今回の事件でブラックロータスの価値を改めて知った人も多かったかと思います。
実はMTGの世界には「パワー9」と呼ばれる協力なカードが9種類存在しており、今回事件となったブラックロータスも、そのうちの1つ。
下記のカードはブラックロータスを含めた9種類のカードとなっています。
Black Lotus ブラックロータス
テキスト:Black Lotusを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ3点を加える
Time Walk タイムウォーク
テキスト:あなたは、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
Timetwister タイムツイスター
テキスト:各プレイヤーは、自分の墓地と手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。その後、カードを7枚引く。
Ancestral Recall アンセストラルリコール
テキスト:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。
パール
テキスト:あなたのマナ・プールに(白)を加える。
サファイア
サファイア:あなたのマナ・プールに(青)を加える。
ジェット
テキスト:あなたのマナ・プールに(黒)を加える。
ルビー
テキスト:あなたのマナ・プールに(赤)を加える。
エメラルド
あなたのマナ・プールに(緑)を加える。
それぞれ最強すぎるが故に、デッキに導入していないと勝てないとまで言われていたカードです。
いずれも再録禁止カードと言われているほどのカードなので、その取引価格は場合によっては100万円を超えるなど凄まじいものです。
ちなみにパワー9については別記事にて詳しく解説しておりますので、興味のある方はぜひ見てみて下さい。
⇒⇒【パワー9とは?】マジックザギャザリング(MTG)最強カードについて解説
MTGカードは高額買取してもらえるものが多い
ご紹介した事件からも分かる通り、MTGカードには熱烈なコレクターも多く、貴重なカードや強力なカードは高額な取引金額でやり取りが行われることも多いです。
筆者も過去に家にあったカードを買取に出したところ3万円ほどの買取金額で買い取ってもらえたこともあり、昔ハマっていたけど今はタンスの奥に眠っている・・なんてカードに思わぬ買取価格がつくことも多々あります。
下記にMTGカード買取に特に力を入れている買取サービス「トレトク」のリンクを貼っておくので、是非一度チェックしてみて下さい!
(梱包資材の用意不要、送料無料など便利な点が多いです!)
また、トレトクは別記事にて体験談等含め詳しく解説しておりますので、参考にして下さい。
↓
おまけ:ブラックロータスを破る!?とんでもない面白ネタカード
とてつもなく価値の高いブラックロータスですが、実はそんなブラックロータスを破らなければならない!?とビックリするようなカードが存在します。
それが下記のカード。
テキスト:
アーティファクト
(T):Blacker Lotusをバラバラにちぎる。好きな色1色のマナ4点を加える。その後それらの破片を追放する。
なんと一見ブラックロータスにそっくりなこのカード。
実は「Blacker Lotus」というカードで、カード自体をバラバラに破ることで好きな色のマナを4点加えられるというものです。
一見あのブラックロータスを破るようで見ただけで凍り付きますし、ネタだと分かった後でも何となく破るのに勇気がいるカードです。(おまけに破片まで追放する必要があります。)
MTGには価値のあるカード意外にもユーモアたっぷりのカードがたくさん存在します。
下記の記事にて紹介していますので、気になる方はぜひ見てみて下さいね。
⇒⇒MTGのネタカードが面白い!ジョークがヤバいカードまとめ
ブラックロータスの偽物に注意しよう
MTGの中でも最も高額なカードと言えるブラックロータス。
それゆえに今回のような事件も大きな話題となってしまいましたが、中には高額カードなだけあり偽物が出回ることもあるそう。
お店もそうですが、個人間でやり取りをする場合などに偽物をつかまされてしまうことのないよう、しっかりと鑑定されているかなど、本物かどうかのチェックは念入りに。
メルカリやヤフオクなどでもMTGカードの偽物が出回ることはあるようなので、あのブラックロータスがこんなに激安で・・!なんて機会があったとしても、偽物である可能性を疑い慎重に取引するようにしましょう!
配信で「そのブラックロータスは本物?」という質問があったのですが見ての通りです#24時間マニ車配信 pic.twitter.com/PH7RNy3ZsQ
— マシーナリーとも子@サイボーグVTuber (@barzam154__) May 3, 2020
まとめ
ブラックロータス事件の騒動はMTG好き、MTGコレクターの方々からすると衝撃的なものだったかと思います。
しかし今回は購入者もすぐに気が付き、お店が交換対応と謝罪を行い事なきを得たのでなによりでした。
なかなか難しい部分もあるかと思いますが、皆さまもなるべく高額カードを購入する際はより念入りなチェックを忘れないようにしましょう!